スナックを一括りにしてはならない。なぜなら、ママにもいろんなタイプがあり、そのママの雰囲気がそのままお店に反映されているからだ。それをベースに今度はスタッフさんたちの個性が加わる。お客さんとの相性も相まり、今宵の場が作られていく。系統別にママを紹介するので、ぜひ足を運んで見てほしい。
系統別にみる
スナックのママ
・気さくなママ
・安心感
自然体ママのいるお店。何の機もてらわず、歌いたい人がいたら歌うし、話したい時は話すし。そんな自然体のママの、時には楽しく、時にはいっしょに悲しい顔もする、その気さくさが人気。だからホッとする。
ニュートラル系
・元気なママ
・とにかくパワフル
とにかく元気なママ。笑い声も大きく、ガハハと笑う。そんなママだからこそ、元気をもらいに来るお客も多い。クヨクヨすんじゃねぇ!と怒られにも。閉店間際のちょっと疲れたママもまたいいのは、ここだけの話。
ハリキリマンボ系
・ちょっと
おっちょこちょい
・テヘペロ
会話をして面白いことを言ったのに気付いていなかたり、となりのお客さんの飲んでいるボトルを間違って注いだり。ごめんのテヘペロで乗り切る愛らしいチャーミングママ。計算だったらゾッとするけど。
天然系
・カラオケがうまい
・デュエットもいける
ママのカラオケのうまさがお店の評判になっており、その歌を聴きに来るお客さんも多い。世代により昭和の歌姫、平成の歌姫がいる。リクエストにほぼ応えることができるため、曲に思いあるお客さんは、涙がちょちょぎれる。
歌姫系
・小鉢に手作り料理
・小腹にうれしい
簡単なものでもいいから、手作りの料理を必ず1品は出すことを毎日心がけている。何ともやさしい小鉢は、旬の野菜も取り入れ、それで会話も弾む。早い時間でも遅い時間でも小腹にやさしく、ちょうどいい。
やさしい小鉢系
・飲食店と連携プレー
・メニューも充実
近隣の飲食店の出前メニュー表をいくつか置いてあり、連携プレーでお客さんの要望に応える。フード系が少ないスナックでもこれなら美味しい居酒屋メニューで、みんなでワイワイと楽める。スタッフさんのテンションも上がる。
出前充実系
・どんな話でもちゃんと
・話したい時に
話を聞くのが好きというのもあるだろうけど、お客さんが話しやすい雰囲気を作ってくれる。ちょっとした愚痴でも、この間あった出来事でも、とりとめのない話でも聞いてくれる。ちゃんと聞いてくれる。
聞き上手系
・すべらない話
・一席設けます
とにかく話すが、これが面白い。話の組み立てもうまいし、どんどん引き込まれていく。やはり話の演出力に長けているため、変なことを言ってもしっかり回収してくれる。なんだか楽しそうな人が多い。
漫談系
・男同士気兼ねなく
・花も飾る
スナックは何もママだけではない。マスターと呼ばれる男性が切り盛りしているお店もある。バーとは違うので、男同士、気兼ねなく会話を楽しめる。女性スタッフとのやりとりも、どこかお父さんみたいな感じでそれも楽しい。
男性マスター系
・町内の憩いの場
・町内会
繁華街ではなく町内に灯るスナック。お客さんも近隣の方が集まるため、アットホームな雰囲気がある。町内会に積極的なママも多く、お店もなくてはならない存在に。鍋やおでんメニューがあったりと、夕ご飯を食べに来るお客さんも。
町内系
・エロくない色香
・会話の間もしっぽり
しっぽりの意味を調べると、大人びていたり、落ち着いていたりする様子を表す言葉だそうだ。会話1つの間でも、気品さを兼ね、何よりママに色香があるのだろう。その花に誘われ集まる客は多い。
しっぽり系
・エロい色香
・過去は忘れた
エロさとミステリアスがあるママ。その美人柄ゆえ、いろいろあったのだろうけど、楽しく笑うママにファンも多い。口ぐせは、カウンターに肘をついて「最近どうなの?」であり、そ、そりゃ、ど、どうもしないです。
妖艶系
・身内の雰囲気
・絆も垣間見れる
親子や姉妹で切り盛りしているお店。大体、親や姉がママである。たまに喧嘩している時があるけれど、それもまた一興。今から若い子来るからねーからの娘の登場には、いろいろと考えさせるものがある。
親子・姉妹系
・みんなわかっている
・変わらないもの
お乳とお尻の物語り。
ママもわかっている。
お客も大体わかっている。
グラマラス系